【コースタイム】 奥多摩駅8:30⇒日原川林道下降点9:15→日原川本流9:30→巳ノ戸谷出合11:15→終了点15:30→仕事道16:30→日原川林道18:30⇒青梅駅20:30

【記　録】 　奥多摩駅で待ち合わせし、日原川林道に入る。行ったり来たりして巳ノ戸谷下降点を探すが良くわからない。 　踏み跡を見つけて下降したが、少し下流に出てしまったようだ。渡渉しながら本流を行くが、大きな釜に阻まれた。 　泳ぐ覚悟があれば突破できそうだが、寒そうなのでやめる。ロープを使って左岸の凹角を登り、いやらしい斜面をトラバースし、懸垂で河床に戻る。 　出合はまだ先、渡渉を繰り返し本流が右に曲がっている所で巳ノ戸谷に出合う。だいぶ時間がかかってしまった。｢行けるところまで｣ということで遡行開始。 　小滝を越え少し行くと大滝にあたる。直爆なので登れず、右から高捲く。少し行くと忌山の悪場が始まる。 　ゴルジュの中に滝が連続してかかっている。時間が遅いのでいくつかの滝は高捲く。しばらくは平凡な谷となる。 　小屋跡を過ぎると再びゴルジュ帯となるが、小滝はすべて登れる。孫七窪には２段の大きな滝がかかっている。さらに小滝を越え、五平窪を過ぎると終了点らしい。 　ビニールやテープのあるところからかすかに踏み跡があったのでこれを登る。(ホントの終了点はも少し上だったかも。) 　しばらく登り、けもの道みたいな踏跡を右にトラバ　ース。(これが失敗)踏跡もなくなったので覚悟をきめて尾根まで上がることにする。 きっと仕事道に合うだろう。支尾根に出ると再び踏み跡が出てきて、ひと頑張りで仕事道に出る。この道も９０年代に廃道となった道でときどきわからなくなる。 　２時間かかってようやく日原川林道に出る。夕闇の迫る道を車に戻る。